元HRTのペドロ・デ・ラ・ロサが、2013年F1シーズンはフェラーリのリザーブドライバーを務めることになりそうだ。
16日(水)にフェラーリは、41歳のデ・ラ・ロサと契約を結んだことを発表していたが、それは開発担当ドライバーとしてであり、主にフェラーリの本拠地であるマラネロでシミュレーター作業に従事することになるとしていた。
だが、スペインの『AS』紙は、フェラーリのチーム代表であるステファノ・ドメニカリが、デ・ラ・ロサが今季フェラーリの公式リザーブドライバー(控えドライバー)となることを認めたとし、次のようなドメニカリのコメントを引用している。
「(フェルナンド・アロンソやフェリペ・マッサに代役を立てなくてはならないような)そういう事態が起こって欲しくはないが、もし必要となれば、彼(デ・ラ・ロサ)がドライバーとしてレースに出ることもあるだろう」
「だが、われわれが彼にもっとも期待しているのは、開発作業に集中してもらうことだ」とドメニカリは付け加えている。