ロータスの新車発表は1月末に行われる。ロメ・グロジャン(ロータス)がメディアに語ってしまった。
グロジャンはまた、フランスのスポーツニュース番組『Stade 2』に対し、2月に行われる12日間のテストに関してもチームメートのキミ・ライコネンと平等に日程をこなすと詳細を打ち明けている。
「これからの数週間はトレーニングをみっちり行うよ。月末には新車発表も控えているしね」とグロジャン。さらに次のように続けた。
「その後は2月に6日間のテストを担当し、ようやく3月にシーズン開幕さ」
さらにグロジャンは、自身のドライビングをめぐって騒動の絶えなかった2012年シーズンを振り返り、F1に対する新たなアプローチを維持する必要性を認めた。
「僕の夢はいつかF1のワールドチャンピオンになること。だから、いかなる犠牲を払ってでも勝とうとは思っていない」
「もちろんチャンピオンになるためにはレースに勝たなければいけない。でも、目標を取り違えないように気をつけないとね」
「昨年は“1周目の狂人”なんていうニックネームまでつけられちゃったからね」
「あのときの状況はこうだった。第15戦のF1日本GPでまだレースのアドレナリンが冷めやらないマーク・ウェバー(レッドブル)がクルマから降りてすぐに放った言葉だったんだ」
「僕は狂人ではない。リスクは十分承知だし、自分のミスを埋め合わせるために一生懸命がんばった」
「僕は謝った。それが僕にできる精一杯のことだったよ。シーズン最後の5戦で僕は問題をまったく起こさなかったし、これ以上増やす理由もない」
また、スイス生まれのグロジャンは、ウィンタースポーツ真っ盛りのヨーロッパにいながらロータスとの契約上スキーを禁止されていると明かした。