イタリアの名門F1チーム、フェラーリで一時代を築いたミハエル・シューマッハ。だが、さすがに同チームからの再復帰はないとフェラーリが否定している。
メルセデスAMGから現役復帰して3年戦ったシューマッハだったが、思うような成績を残せないままルイス・ハミルトン(マクラーレンから移籍)にとって代わられ、2013年は再び引退生活に戻る。
フェラーリは、シューマッハが2000年代に5年連続でタイトルを取った思い出のチーム。しかしフェラーリ会長のルカ・ディ・モンテゼモーロは次のように語る。
「復帰はあり得ないよ」
「せっかくF1に戻ったのに1勝も上げられなかったのは気の毒だ。しかしながら、今のシューマッハにとっては引退が正解だ」
そんなモンテゼモーロ自身も、このところイタリア首相の座を狙って総選挙に打って出るのではとの報道がされている。こちらについてもモンテゼモーロは否定的だ。
「おいおい、勘弁してくれよ」
「私にとっては家族が一番、次にフェラーリだ」