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「F1は年間20レースが限界」とウェバー

レッドブルのマーク・ウェバーが、F1に関与する者たちにとって、肉体的にも年間20レースが限界だと語っている。

F1は今季、過去最高となる年間20レースを戦った。ウェバーは最近、以前に骨折を負った足から最後の固定金具除去手術を受け、現在はその回復を待っている状態だ。そのウェバーはブラジルの『Totalrace（トータルレース）』に、現行の年間20戦というレース数についてどう思うかと問われ、「限界にきているよ」と答え、次のように続けた。

「みんなはNASCAR（アメリカの人気カテゴリー）のことを持ち出すけれど、あれはひとつの国の中での話だからね」

ちなみに、NASCARの最高峰シリーズであるスプリントカップでは、全36戦で2012年シーズンを争った。さらに、ウェバーは続ける。

「旅が続くことに加え、2月の第1週から11月の最終週まで常に体調を整えておかなくてはならない」

「それはプロとして当然だということはわかっているよ。僕も泣き言を言っているわけじゃない。でも、誰にとってもそれは大変なことなんだ」

「昔は16レースのときもあったけれど、もっとテストもやっていた。一方、ヨーロッパで10レースが行われていたんだ。それが今では、ほとんどテストはないけれど、ヨーロッパでは（レース数が）すごく少なくなっていて、遠隔地でのレースが増えている」

「それに、僕たちが行わなくてはならないシミュレーター作業も軽く見ないで欲しいな」

「僕としては、18レースが理想的だと思う。そしてもっとヨーロッパでのレースがあるといいね」