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アロンソ、フェラーリがFIAに問い合わせたのは「正しいこと」

2012年12月05日(水)13:34 pm

F1最終戦ブラジルGPでセバスチャン・ベッテル(レッドブル)が追い越し禁止区間で追い越しをしたという疑惑について、フェラーリが統括団体FIA(国際自動車連盟)へ問い合わせたのは「正しいこと」だったとフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)が語った。

ブラジルGPの決勝で、ベッテルがトロ・ロッソを抜いた際、その直前まで追い抜き禁止の黄旗区間になっていた。しかし、レース後に動画共有サイトへ投稿された動画では、追い越し禁止区間の解除を知らせるライトが設置されている位置の関係から、ベッテルが追い抜き禁止の解除前に追い抜きをしていたように見えた。

もしベッテルにペナルティーが科された場合、逆転でアロンソがタイトルを獲得する可能性もあっただけに、この件は大きな話題になった。フェラーリも書面でFIAへ問い合わせていたが、FIAはベッテルの追い抜きは違反でないと裁定し、一件落着している。

しかし、フェラーリがFIAへ問い合わせたのはアロンソから圧力があったためとの意見も浮上しており、アロンソに対して往生際が悪いなどと非難の声も出た。これに対しアロンソは、『La Stampa(ラ・スタンパ)』紙へ次のようにコメントしている。

「僕はそのころはもう休暇に入っていて、(ネット上の)ビデオを見るためのインターネット接続だってままならなかったんだ」

「でも、ファンに対しても、もこうした状況ははっきりさせる必要があったよね。フェラーリがFIAにかけあったのは正しいことだったよ」

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