シャルル・ピック(マルシャ)は、ありがたくない記録でF1の歴史に名前を残すことになった。
フィンランドの『Turun Sanomat(トゥルン・サノマット)』紙が伝えたところによると、今年F1にデビューした22歳のピックが、20年以上も破られていなかったイタリア人ドライバー、ステファノ・モデナのある記録を抜いたという。
ブラバムでF1に参戦していたモデナは、1989年に1シーズンで68回も追い抜かれるという記録を作った。
しかし今シーズン、ピックはその記録を破って、70回ポジションを落としたことになるという。
それだけでなく、チームメートのティモ・グロックと合わせると、マルシャは134回も追い抜かれた。これは周回遅れになることが多い下位3チームのなかでも、ケーターハムの119回、HRTの114回を抜いて最も多かった。
ピックは、2013年はケーターハムに移籍することが決まっている。