スズキは、同社の福祉車両ウィズシリーズに新型ワゴンRをベースとした「ワゴンR昇降シート車」を設定し、11月27日(火)より発売を開始した。価格は2WD車が141万7,000円、4WD車が152万9,000円(4WD)となる。
「ワゴンR昇降シート車」は、スイッチ操作で簡単に助手席の昇降を可能とした4人乗車が可能な福祉車両。助手席を車外へスライドさせて車いすの座面に近い高さまで下げることで、車いすを利用する方の乗り移りと、介助する方の負担を軽減するよう配慮されている。この「ワゴンR昇降シート車」は、ベース車同様エコカー減税の免税対象となる。
<「ワゴンR昇降シート車」の主な特長>
・昇降シートとなる助手席足元の両側にスイッチが設置されており、運転席・助手席のどちら側からでも電動シートスライドや電動リクライニングの操作が可能。
・シートの昇降に連動して背もたれが自動でリクライニングし、スムーズな乗り降りが可能。
・助手席の昇降を簡単に操作できる大型ボタンのワイヤレスリモコンを標準装備。
・胸部固定用ベルト、フロントピラーアシストグリップ(助手席)、左右アームレスト、専用フットレストを採用。
・ラゲッジスペースに、折りたたみ式車いすの収納時にバンパーを保護するカバーや、固定する際に便利なラゲッジフックとラッシングベルトを標準装備。
・ベース車の新型「ワゴンR」同様、次世代環境技術「スズキグリーンテクノロジー」に基づくエネチャージ、エコクール等の低燃費化技術を採用。
<ワゴンR昇降シート車の概要と価格>
エンジン:660ccDOHC吸排気VVT
トランスミッション:CVT
乗車定員:4名
価格:141万7,000円(2WD)、152万9,000円(4WD)
※昇降シート車は消費税が非課税となる。