F1の最高権威者であるバーニー・エクレストンは、老朽化が進むインテルラゴス・サーキット(F1ブラジルGP開催サーキット)の施設を改修するよう、F1ブラジルGP主催者に迫っている。
インテルラゴスはF1カレンダーの中でもっとも古いサーキットのひとつに挙げられている。そして『Speed Week(スピード・ウィーク)』は、エクレストンがコース役員たちと24日(土)に面談をする予定であると報じている。
既存の契約によると、インテルラゴスでのF1開催期間は2014年までとなっている。
ブラジルの『Globo(グローボ)』は、有名F1サーキットデザイナーであるヘルマン・ティルケが手掛ける新しいF1サーキットの計画を聴くために、エクレストンはブラジル南部のサンタ・カタリーナへと足を運んだと伝えている。
しかし、エクレストンはインテルラゴスを見放すことを真剣に考えてはいないと、その報道を否定した。
「そんな考えはない」とエクレストンは述べ、「われわれはサンパウロを気に入っている」と続けた。
「古く、少々くたびれたコースだが、上質なアップデートと部分的な改修をやれば、問題はないだろう」とエクレストンは付け加えている。
そして「それはすぐに行われだろう」と、インテルラゴスのリニューアルに期待を寄せていた。