ザウバーの小林可夢偉は、韓国インターナショナル・サーキットで行われた韓国GP決勝を13番手からスタート。しかし、1周目にジェンソン・バトン(マクラーレン)と接触してパンク。これによってペナルティーを受けたが、最終的には16周でリタイアに終わった。
小林可夢偉
「忘れたいレースになってしまいました。最初は、いいスタートが切れました。そのあと、3コーナーに入っていくときに4台が横並びの状況になったんです。右側にニコ(ロズベルグ/メルセデスAMG)、左側にジェンソン(バトン/マクラーレン)とセルジオ(ペレス/チームメート)がいました。リアタイヤを誰かにぶつけられて、クルマをコントロールすることが不可能な状況でしたが、どこかでブレーキングしなければなりませんでした」
「アクシデントを避けることができず、人のレースを台無しにしてしまって本当に申し訳なく思っています。もちろん、そうしようと思ってやったことではありません。とにかくすごく難しい状況で、あの瞬間どこにも行き場がなかったんです。でも、自分のミスだと思っています。修理のためにピットインしましたが、クルマのダメージがひどすぎて完走は無理だったので、17周目であきらめざるを得ませんでした」