われわれは今後もF1に参戦し続ける。こう主張したのは、現在マルシャとHRTに対してエンジン供給を行っているコスワースだ。
2014年からのV6エンジン導入が予定されているF1であるが、このエンジン開発にはばく大な費用が必要であることから、コスワースのF1撤退がささやかれていた。
しかし5日(金)、この件に関して尋ねられたコスワースのF1部門の責任者キム・スピアマンは次のように答えた。
「われわれが開発する競争力に秀でたエンジンを顧客に提供するにふさわしい商業的環境が整うのであれば、ぜひそうしたいと考えている」
「顧客との間で有益な交渉を行っている最中だ。うまく折り合いがつくことを願っている」
そしてコスワースが2014年へと向けて動き出していることを認めたスピアマンはこう続けた。
「だってそうじゃないか。われわれは既に18か月も(V6)エンジン開発に取り組んでいるんだからね」