ホンダが、「CR-Z」をマイナーモデルチェンジして28日(金)から発売。価格は236万5,000円から263万円になっている。
今回のマイナーチェンジでは、ホンダにとって国内初となるリチウムイオンバッテリーの採用によるモーター出力の向上や、力強い加速を瞬時に実現できる新開発の「PLUS SPORTシステム」を搭載するなど、走行性能と燃費性能をさらに進化させた。「PLUS SPORTシステム」は、ステアリング内のボタンを押し、アクセルを少し踏み足せば、瞬時に力強い加速力を発揮。追い越しや高速道路での合流、急な上り坂での走行がスムーズになるとホンダは説明している。
エンジンはハイブリッド車で初となる高回転型i-VTECエンジンを採用し、高回転・高出力化させた。最高出力は6MTで88kW(120PS)/6,600rpm、最大トルクは145N・m(14.8kgf・m)/4,800rpm。エンジン内部の抵抗の軽減や、発電頻度の低減、CVTの効率向上などにより、23.0km/L(JC08モード)の低燃費を実現している。
このほか、8連LEDポジションランプや新デザインのフロントバンパー/リアディフューザーなどの採用により、エクステリアをさらに洗練。素材やデザイン、配色の変更により、インテリアの質感を高めた。また、β、α、α・Master labelの3タイプが用意され、それぞれCVTと6MTを選択できるようになっている。
新型CR-Z
■ボディカラー(全7色)
プレミアムエナジェティックイエロー・メタリック(新色)、プレミアムノーザンライツバイオレット・パール(新色、α、α・Master labelに設定)、ホライゾンターコイズ・パール、プレミアムホワイト・パール、ミラノレッド、クリスタルブラック・パール、ポリッシュドメタル・メタリック(新色)
■インテリアカラー(全2色)
ブラック、ブラック×レッド(α・Master labelに設定)
■エンジン
1.5L i-VTEC + IMA
■駆動
FF
■価格
β
CVT/6MT:236万5,000円
α
CVT/6MT:257万5,000円
α・Master label
CVT/6MT:263万円