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マクラーレン、ハミルトンへの提示を増額か

2012年09月26日(水)14:20 pm

マクラーレンは最近、ルイス・ハミルトンと2013年も契約するために、提示額をわずかに上げたという。イギリスの新聞各紙が報じた。

『Daily Mail(デイリー・メール)』は、マクラーレンが提示額を250万ユーロ(約2億5,000万円)増額して1,500万ユーロ(約15億円)にしたと報じたが、これは依然として現在の報酬1,900万ユーロ(約19億円)より少ない金額だ。

『Times(タイムズ)』では、「この数日中に」契約延長の発表があると見るF1関係者もいると記者のケビン・イーソンが伝えている。

しかしイーソンは同時に、ある関係者がこう話したとも伝えた。「F1でこれほど速いのだから、決断に時間を掛けているんだ」

発表はすぐにあるのかと聞かれ、マクラーレンのチーム代表マーティン・ウィットマーシュはこう答えている。「何ができるかそのうちに分かる。われわれはチームとして一緒にうまくやっていると思う」

ハミルトンが移籍先として検討中だと伝えられているメルセデスAMGについては、25日(火)にシュトゥットガルトで重役会議が行われるとドイツメディアが報じている。

メルセデスAMGの提示額は、マクラーレンのものと同等かわずかに少ないと見られる。しかし報道によるとメルセデスAMGは、ハミルトンとそのマネジメント会社に対して、高額な収入を見込める個人的なCM契約の交渉を認める姿勢を示しているという。

『Guardian(ガーディアン)』は、F1の最高責任者バーニー・エクレストンが24日(月)に語った言葉を伝えている。「彼(ハミルトン)は、ここ2、3戦、非常に調子がいい」

「それ以前は、何に腹を立てていたのか知らないが、何があろうと絶対に移籍するという構えだった。移籍することで気持ちが固まっていた」

「今はそれが変わったのかどうかは知らない」

『Telegraph(テレグラフ)』は、過去3度F1チャンピオンに輝いたニキ・ラウダが、メルセデスAMGに移籍するよう裏でハミルトン説得に動いていると伝えた。

また、ハミルトンがメルセデスAMGと契約した場合、ラウダは「メルセデスAMGでの高い役職を提示されている」と記者のトム・キャリーは伝えている。

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