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トヨタ、WEC第5戦で初のポールポジション

2012年09月15日(土)12:16 pm

ブラジルのインテルラゴス・サーキットで行われているWEC(世界耐久選手権)第5戦で、トヨタが初のポールポジションを獲得した。

TS030ハイブリッドで参戦するトヨタは、予選でセッション終了6分前まで待機する作戦を採用。アレックス・ブルツがタイムアタックを行い、ハイブリッド非搭載のアウディ2号車に対して0.784秒差をつけてポールポジションを獲得した。ハイブリッド搭載のアウディ1号車は、トヨタから0.969秒差の3番手だった。女性レーシングドライバーである井原慶子が所属するガルフレーシング29号車は、18番手になっている。

ポールポジションを獲得したブルツは、次のようなコメントを残した。

「予選は最高だった。午前中の公式練習3回目では、TS030ハイブリッドはかなり神経質な動きだったので、厳しい戦いを予想していたが、公式予選前に理想的なセットアップが見つかった。チームの素晴らしい働きで、非常に速いクルマに仕上がった。ハイブリッドシステムは本当にすごい。コーナーを立ち上がる時には、まるでけり出されるようだ。明日の決勝レースは6時間の長い戦いとなるが、ポールポジションを獲得出来たことは最高の気分だ」

決勝は、日本時間で16日(日)の午前0時にスタート。トヨタは、中嶋一貴が日本で参戦するレースの日程との兼ね合いで参戦していないことから、ブルツとニコラス・ラピエールの2人で6時間レースを戦う。

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