先週末のイタリアGP決勝中、マシントラブルにより第1コーナーでクラッシュしたジャン・エリック・ベルニュ(トロ・ロッソ)だが、今もまだ身体が「凝った」感じがするという。
フランスの若手ベルニュが乗ったマシンは、メインストレート終わりで突如コントロールを失い、縁石に乗り上げたクルマが浮き、ベルニュは激しい衝撃とともに着地、すぐさま無線でチームに背中の痛みを訴えた。
背中と頭にも痛みを感じたベルニュはサーキット内の救急センターに運ばれたが、その後「大丈夫」と気丈に語った。
ところが、このレースを自身のブログで振り返ったベルニュは、背中痛に加えて「数カ所のスリ傷」と「首痛」を負ったことも打ち明けたのだ。
「首から背中全体に、かなり凝った感じが残っている。でもあと2日以内には痛みもとれるだろう。その後シンガポールGP(9月23日決勝)まで、かなり忙しくなりそうだよ」
トロ・ロッソでは、事故の原因をサスペンションのトラブルとしている。