ジャン・エリック・ベルニュ(トロ・ロッソ)は9日(日)のイタリアGP決勝での出来事で、傷を負うことはなかったようだ。
ベルニュが運転していたF1マシンは、高速サーキットのモンツァの中でも最も高速になるホームストレートの終わりで突然向きを変え、制御不能におちいった。これに関しては現在チームが原因究明のための調査を進めている。
この高速走行中のアクシデントで、ベルニュのクルマは縁石から跳ね上げられた。その時をふり返りベルニュは「クルマがひっくり返らなかったから幸運だったよ」と語った。
しかし、叩きつけられるように着地した直後、ベルニュはチームとの無線で背中の痛みを訴えていた。
「あの事故の後、メディカル・センターへ連れて行かれたよ。背中と頭に多少の痛みはあるけれど、僕は元気だよ」とベルニュは自身の状態を説明した。