メルセデスAMGのミハエル・シューマッハが、モンツァ・サーキットで行われるイタリアGP(9月9日決勝)に向けて意気込みを語った。
ミハエル・シューマッハ
「モンツァのことを考えると、すぐに真っ赤に染まった光景を思い出すよ。すべてはフェラーリとともに息づいているし、まさにイタリアのレースの心臓が脈打っているようだ。もちろん僕にとってはあそこで過ごした素晴らしいときのことを思い起こさずにはいられないよ。とりわけうれしいのは、フェラーリでの日々を終えた後も、ティフォシ(熱狂的なイタリアのフェラーリファン)たちが僕を温かく迎えてくれることなんだ。そのことに対して彼らに感謝したいと思っている」
「当然ながら、今僕は銀色のメルセデスでレースをしているわけだから、彼らにいい戦いぶりを見せたいし、(フェラーリの)好敵手になりたいと思うよ。彼らだって間違いなく僕らのファンと同じだし、チームの誰もがヨーロッパで最後となるグランプリをいい結果で終えたいと考えているんだ。だからモンツァで素晴らしいショーを見せたいとやる気満々さ」