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F1第12戦ベルギーGPフリー走行1回目、詳細レポート

2012年08月31日(金)18:57 pm

2012年F1第12戦ベルギーGPが8月31日(金)、スパ・フランコルシャン(1周/7.004km)で開幕。現地時間10時(日本時間17時)から90分間、フリー走行1回目が行われ、小林可夢偉(ザウバー)がトップになった。

F1第12戦ベルギーGP金曜 写真ギャラリー

セッション開始時の天候は雨、気温12℃、路面温度は13℃。雨が降っていることもあり、セッション序盤から積極的に走り込むドライバーはいない。セッション開始から約15分が経過した段階でも、ルイス・ハミルトン(マクラーレン)とフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)は一度もコースインしていないほどだ。この段階でタイムを計測しているのは小林可夢偉(ザウバー)のみ、可夢偉のタイムは2分17秒705だった。

開始約20分、ハミルトンが路面の水量が多いとき向けのウエットタイヤを装着してコースイン。しかし、ストレートでも路面の水でタイヤのグリップが失われるアクアプレーニング現象が発生するほど路面の水量が多い。その後、アロンソもコースインして1周のみを走ってガレージへ戻った。

開始約45分、セッションの半分が経過したが、タイム計測を行ったのはまだ可夢偉のみ。開始約50分になったところで、トロ・ロッソの2台がコースイン。タイヤはともにウエットタイヤを装着している。ダニエル・リチャルド(トロ・ロッソ)は2分14秒520を記録してトップに。ベルニュが2番手タイムとなる1分16秒362を記録してリチャルドに続いた。

また、ほかのドライバーも次々にコースイン。ザウバーの2台やキミ・ライコネン(ロータス)、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)などもコースインしている。全車ウエットタイヤを装着しているが路面の水量はまだ多いようで、可夢偉はケメル・ストレート後の5コーナー、レ・コームへのブレーキングで止まりきれずにコースを飛び出していた。

開始約60分、可夢偉がトップタイムを更新。可夢偉のタイムは1分12秒015。しかし、すぐにリチャルドが2分12秒004を記録してトップに。だが、そのタイムをパストール・マルドナード(ウィリアムズ)が更新。マルドナードが記録したタイムは1分11秒941だった。

開始約70分、可夢偉が1分11秒389を記録して再びトップに。この段階になっても、ハミルトン、ミハエル・シューマッハ(メルセデスAMG)、フェラーリ勢、ロータス勢などがまだタイムを記録していない。その後、雨が再び強くなった区間もあるようで、各車ともなかなかタイムが伸びず。

結局、誰も可夢偉のタイムを上回ることができずに可夢偉がトップのままセッション終了。チームメートのセルジオ・ペレスは可夢偉から2.472秒後れの2分13秒861を記録し、6番手になった。

【結果】F1第12戦ベルギーGPフリー走行1回目、各ドライバーのタイム、タイム差など
F1第12戦ベルギーGPフリー走行1回目の結果

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