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ウィリアムズ、株価は不調でもチームは上向き

2012年08月28日(火)15:54 pm

イギリス紙『Telegraph(テレグラフ)』にチームの金融面が取りざたされたウィリアムズであるが、株式市場の状況には楽観的であるようだ。

ウィリアムズの株価は昨年(1株当たり)25ユーロだったが、現在は23ユーロである。

これに対し、チームのCEOアレックス・バーンズは、「株式市場そのものが冷え込んでいる」と指摘している。

「われわれは常々、株式への上場は長期的な投資だと言ってきた。依然として、株主らに良い価値をもたらす自信がある」と語り、前向きな姿勢を崩さない。

この自信はおそらく今年になって絶好調であるチームの大躍進に裏打ちされているのかもしれない。

ウィリアムズの昨年のパフォーマンスは正直お粗末なものであった。しかし、2012年はまだシーズンの半分しか消化していないにもかかわらず、昨年チームが獲得したポイントのすでに10倍以上を獲得している。

「良くなった点は、チーム内で行われた改革によって、正しい方向へ歩み始めたこと」とバーンズは語り、次のように続けた。

「目標としている位置にはまだ届かないけれど、大幅な改善を見せることができた。この流れを維持するつもりだよ」

ウィリアムズの他にも財政面で微妙な立場に置かれているチームがいるようだ。

オーストリアの『Sportwoche(シュポルトヴォッヘ)』は、ロータスが今年のサーキット上で力強いパフォーマンスを見せている一方で、7,000万ユーロ(約69億円)にのぼる借金を抱えていると報じている。

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