ヘイキ・コバライネン(ケーターハム)が、一部でうわさされているマクラーレンへの復帰について言及した。
コバライネンは、2008年から2009年にかけてマクラーレンに在籍。その間に1勝を記録したが、チームメートのルイス・ハミルトンが2008年にタイトルを獲得する一方で、コバライネンは思うように成績を残せなかった。
その後、2010年からF1に参戦した現ケーターハムへ移籍したコバライネンは、下位チームであるために入賞争いには加われないものの、着実に評価を上げてきた。そして、ハミルトンが来季からの契約にサインしていないことから、ハミルトンがマクラーレンを離脱する場合、コバライネンも後任の候補者になると報じられている。
「僕にとって、マクラーレンは長年の夢だった」
「とても偉大なチームだけど、それはフェラーリにも言える。フェルナンド(アロンソ/フェラーリ)は素晴らしい仕事をしているし、マッサ(フェリペ・マッサ/フェラーリ)も徐々に調子を上げてきているね」とコバライネンは答えた。
マクラーレンについて聞かれ、「間違いなくトップチーム」とコバライネンは言い切る。ただ、「彼らについていいことしか言えない。良い時も悪い時も経験したけどね」とマクラーレン時代がいい思い出ばかりではなかったことを認めた。
「当時、具体的に何が起きたのか僕は知っているし、今後またチャンスが巡ってきたら何を求められるかも分かっている」
「(マクラーレンに復帰することに)僕自身まったく問題は無いよ。素晴らしいチームで、今でも連絡を取り合っている人たちが結構いるんだ。例えば(チーム代表の)マーティン・ウィットマーシュとも、とてもいい関係を保っているしね」
「(チームを解雇された)当時はただ単にすべてがうまくいかなかったけど、それにはちゃんとした理由があったんだ。あれ以来、多くの変化もあったしね」とコバライネンは加えている。