7月上旬にF1テスト中の事故で顔面と頭部に重傷を負ったスペイン人女性ドライバーのマリア・デ・ビロタ(マルシャ/テストドライバー)について、今週もいいニュースが届いた。
17日間入院していたイギリスの病院から母国スペインの病院へ移り、数日間の入院を経て先週ようやく自宅に戻ったと伝えられているデ・ビロタが、自分の足で歩いて外来クリニックの建物に入ったと報道された。
クラッシュから約1ヶ月が経過し、事故で右目を失ったデ・ビロタが、スペインのオビエドにある眼科専門クリニックのフェルナンデス・ベガ眼科研究所を訪れたと『La Nueva Espana(ヌエバ・エスパーニャ)』が伝えた。
報道によると、デ・ビロタは家族と共に黒のメルセデスに乗ってクリニックを訪れたという。豊かだった金髪は頭部の手術のためにそり落とされていたそうだ。
また、青い眼帯をしたデ・ビロタが頭部に負った傷もはっきりと確認できたという。
『La Nueva Espana(ヌエバ・エスパーニャ)』は車を降りたデ・ビロタが自分の足で歩いて病院に入る姿を写真と映像に納めたようだが、「(デ・ビロタの)家族からの要望により」、その痛ましい姿は公開を免れている。