今月19日に破産宣告がなされたニュルブルクリンク。その経営者がサーキットの買収を計画しているようだ。
先週、隔年でドイツGPの開催地となっているニュルブルクリンクの破産手続きが開始された。これに伴い、ニュルブルクリンクでのF1グランプリ開催に黄色信号がともってしまっている。
ニュルブルクリンクが抱える負債は、現在のサーキットの資産価値をはるかに上回っていると報じられており、これを救済する方法として今回の経営者による買収案が浮上したというわけだ。
ニュルブルクリンクを管理するニュルブルクリンク・オートモーティブ社のヨルク・リンドナーは『SID通信』に対して次のように語った。
「ニュルブルクリンクが売りに出されたとしたら、入札に乗り出すべきなのか、あるいはいかにして入札するのかについて検討することになるだろう」
「政府からの支援なしで、ニュルブルクリンクにおいてF1を開催する案を考え出した」