ドイツ大手自動車メーカーのフォルクスワーゲンが、F1チームのザウバーと提携するのではないかといううわさがあったが、フォルクスワーゲンの情報筋がこれを否定した。
ザウバーのチーム代表ペーター・ザウバーは、ドイツGPが行われたホッケンハイムリンクで、提携のうわさを加速させるような発言をしていた。最近のジュネーブ・モーターショーで、フォルクスワーゲン会長のマルティン・ヴィンターコルンと会ったことを認めたのだ。
「もちろん会話の内容を公にするつもりはない」とザウバーは話した。
しかし、あるフォルクスワーゲンの情報筋は、ザウバーとの提携のうわさを沈静化しようとしている。
「フェルディナント・ピエヒが生きている限り、(フォルクスワーゲンの)F1参戦の可能性は0.0%だ」と情報筋は話した。
ピエヒはフォルクスワーゲン監査役会の会長である。