フェラーリのフェルナンド・アロンソが、ブダペストのハンガロリンクで開催されるハンガリーGP(29日決勝)に向けて意気込みを語った。
フェルナンド・アロンソ
「シーズンの前半戦が終わった段階でいい位置につけているけど、まだ10レース残っているし、上位5から6チームの差はとても小さい。だから、そういったチームのどこかが、たった2レースいい走りをしただけで、状況が変わってしまうんだ」
「どのレースでも、自分たちの手中にあるものを最大限に生かさないといけない。それが表彰台へつながることもあれば、5位や7位になることもあるかもしれない。ミスなんてできないし、タイトルについて考えるにはまだ早すぎるよ。レッドブル、マクラーレン、ロータスそしてメルセデスAMGに可能性があるね」
「ちょっとした細かいことや、1回1回のピットストップが重要になっている。でも、僕たちは全戦でポイントを獲得してきたんだ」
「(ハンガリーで)F1初優勝を記録した時、とても感情が高ぶって、大満足だったし、とても誇りに思えた。そして、チームや家族のことを考えていたよ。あれから、チームが変わり、ルールが変わり、(エンジンが)V10からV8になり、(タイヤが)ブリヂストンからピレリになり、給油がなくなっても、まだ勝ち続けているなんて素晴らしいね。2003年にここで初優勝した時、タイトルを2回も獲得してフェラーリで走ることになるなんて想像できなかったよ!」
「3回目のタイトルを獲得することは、とても重要なものなんだ。カートで走っていた時からのあこがれで、僕の目標でもあるアイルトン(セナ)に並ぶんだからね。それに、ラウダ(ニキ・ラウダ)と並ぶことにもなる。いずれ達成したいよ」