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F1第11戦ハンガリーGPフリー走行2回目、詳細レポート

2012年07月27日(金)23:07 pm

2012年F1第11戦ハンガリーGPが7月27日(金)、ハンガロリンク(1周/4.381km)で開幕。現地時間14時(日本時間21時)から90分間、フリー走行2回目が行われ、ルイス・ハミルトン(マクラーレン)がトップになった。

セッション開始時の天候は晴れ、気温29℃、路面温度は46℃。セッション開始と同時に各車がコースイン。開始から約10分の段階で全車がコースへ入っており、1分22秒950を記録したキミ・ライコネン(ロータス)がトップ。2番手は小林可夢偉ザウバー、3番手ロメ・グロジャン(ロータス)になっている。

開始約15分、フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)が1分22秒899を記録してトップに浮上。しかし、すぐにチームメートのフェリペ・マッサがトップタイムを更新した。マッサのタイムは1分22秒831だった。

開始約20分、早くもグロジャンがソフト側タイヤでコースイン。グロジャンは自身のタイムを約コンマ3秒更新した。雨の予報もあることから、ほかにも多くのドライバーが続々とソフト側タイヤで走行している。しかし、フェラーリ勢のタイムを破るドライバーは現れていない。

開始約30分、ソフト側のタイヤを装着したジェンソン・バトン(マクラーレン)が自身のタイムを約コンマ2秒更新して1分22秒747を記録。これでバトンがトップに。しかし、その後アロンソが自身のタイムを約コンマ3秒更新して再びトップに。アロンソのタイムは1分22秒582だった。

開始約40分、ルイス・ハミルトン(マクラーレン)がソフト側のタイヤを装着し、第1セクターで全体のベストタイム、第2セクターで自己ベストタイムを記録したが、目の前にほかのクルマがいたため第3セクターでペースをゆるめ、自身のタイムを更新することはなかった。その一方でライコネンがソフト側のタイヤで1分22秒180を記録してトップに浮上した。

開始約45分、ハミルトンが1分21秒995を記録してトップに。そしてコース上では予想されていた雨が降り始めた。しかし、コース全体で雨が降っているわけではなく、コースの一部では比較的強い雨が降っているが、コース内で雨の降っていない区間もある。この雨により、全車がガレージへ戻った。

開始約60分、ジャン・エリック・ベルニュ(トロ・ロッソ)が路面の水量が多いとき向けの雨用タイヤ、ウエットタイヤでコースインしたが、タイム計測を行うことなくガレージへ戻った。また、メルセデスAMG勢やハミルトンが水量の少ないとき向けのインターミディエイトでコースインした。

しかし、シューマッハは12コーナーのブレーキングで止まりきれずにまっすぐタイヤバリアへ突っ込み、ここでクルマを降りた。シューマッハに大きなケガはないようで、自力でクルマを降りて歩いている。

その後もブルーノ・セナ(ウィリアムズ)、可夢偉、ティモ・グロック(ヴァージン)、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)、ビタリー・ペトロフ(ケーターハム)などがインターミディエイトでコースイン。だが、コースオフしてしまうクルマも多い。開始約80分、すでに雨はやんでおり、多くのクルマがインターミディエイトで走行。路面がぬれている区間も、走行ラインは乾き始めている部分がある。

結局、雨が降り始める前にハミルトンが記録したタイムを上回るドライバーは現れず、ハミルトンがトップのままセッションは終了した。小林可夢偉(ザウバー)は1分23秒841を記録して15番手。チームメートのセルジオ・ペレスは1分24秒623で18番手になった。

【結果】F1第11戦ハンガリーGPフリー走行2回目、各ドライバーのタイム、タイム差など
F1第11戦ハンガリーGPフリー走行2回目の結果

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