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F1第9戦イギリスGPフリー走行1回目、詳細レポート

2012年07月06日(金)20:05 pm

2012年F1第9戦イギリスGPが7月6日(金)、シルバーストン・サーキット(1周/5.891km)で開幕。現地時間10時(日本時間18時)から90分間、フリー走行1回目が行われ、ロメ・グロジャン(ロータス)がトップになった。

セッション開始時の天候は雨、気温16℃、路面温度は17℃。雨が降る中でのセッション開始となったが、開始約10分からザウバー勢がタイム計測を開始。ほかのチームは、システムチェックを行うインストレーションチェックを走ったのみでガレージにとどまっている。

ザウバー勢に続き、シャルル・ピック(マルシャ)とセバスチャン・ベッテル(レッドブル)、ダニエル・リチャルド(トロ・ロッソ)も走行を開始。その後、他チームも走行を始め、約半数のドライバーがコース上にいる状態となった。

開始約30分の段階で、トップは1分56秒827を記録しているリチャルド。2番手はマーク・ウェバー(レッドブル)、3番手セバスチャン・ベッテル(レッドブル)。どのクルマも路面の水量が多いとき向けのウエットタイヤを装着して走行している。しかし、路面の水量が多いため、水たまりに足をすくわれてバランスを崩すクルマも多い。

開始約40分、この段階でのトップは1分56秒552を記録したロメ・グロジャン(ロータス)、2番手リチャルド、3番手はルイス・ハミルトン(マクラーレン)。フォース・インディア勢とフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)はまだインストレーションラップしか走っておらず、その後はコースインしていない。可夢偉はスピンする場面もあったが、クラッシュすることなく走行を再開している。

セッション終盤、雨が弱まることはなく、コース上は非常に滑りやすい状態が続いている。ストレートを走行していても、タイヤがグリップしなくなるアクアプレーニング現象が発生し、クルマが不安定になるほどだ。

開始約75分、セッションが残り15分となった段階でも、フォース・インディア勢とアロンソはタイムを計測していなかったが、ディ・レスタがコースイン。アロンソも続いてコースインしたが、両者ともタイムは計測せず。その後、テストのためにコースインするクルマもあったが、ほとんどのクルマがガレージにとどまってセッション終了を待った。

結局セッションはグロジャンがトップのまま終了。フォース・インディア勢とアロンソはタイムを計測しなかった。小林可夢偉(ザウバー)は積極的に周回を重ね、全ドライバー最多となる19周を走行。1分58秒483を記録して7番手となった。チームメートのセルジオ・ペレスは、1分57秒664を記録して4番手になっている。

【結果】F1第9戦イギリスGPフリー走行1回目、各ドライバーのタイム、タイム差など
F1第9戦イギリスGPフリー走行1回目の結果

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