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ソチ、オリンピックスタジアムをF1ロシアGPに使用か

2012年06月20日(水)10:58 am

2014年の冬季五輪で使用されるスタジアムは、F1ロシアGPのサーキットの一部になるかもしれない。

黒海に面したリゾート地のソチは、2014年冬季五輪の舞台となるだけでなく、全長5.5kmのF1ロシアGPのサーキットもソチ五輪スタジアムの周辺に作られる予定だ。

つまり、F1と冬季五輪の同年開催が予定されていたわけだが、五輪開催に注力するため、ロシアGPの開催が2015年に延期されるとの情報もある。

五輪情報ウェブサイト『Around The Rings(アラウンド・ザ・リング)』によると、ロシアGPを2015年に延期することで、現在建設が進められているオリンピックスタジアムをF1サーキットの一部として使用できるようになるという。

貝がらに似た形が特徴的な、“フィシュト”の愛称で知られるオリンピックスタジアムは収容人数4万人、スタジアムから徒歩圏内の周辺施設の整備には6,300万ドル(約49億7,700万円)が投じられた。

さらに、このスタジアムは2018年のサッカー・ワールドカップの会場候補にも挙がっている。

『Around The Rings(アラウンド・ザ・リング)』は、オリンピック用設備の一部がF1向けに撤去可能な設計になっているとも伝えた。この情報についてソチの関係者は次のように語っている。

「(オリンピックスタジアムの使用は)あくまで可能性のひとつだが、F1にとっても刺激的な可能性になるのではないか」

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