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安全性の問題でモンツァ・サーキットに捜査

2012年06月16日(土)11:04 am

伝統あるモンツァ・サーキットのイタリアGP主催者が、地元当局の捜査を受けている。

5月6日(日)にモンツァでスーパーバイク世界選手権の第4戦が開催されたが、雨とそれによるクラッシュのため、第1レースは2周で赤旗中断、そのまま中止となり、第2レースも全18周のうち8周で中止となった。

『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』紙によると、地元検察は、規準を満たさない舗装をコースに行ったことについてサーキット側に責任があるかどうかを捜査しているという。

この件で、ライダーのマルコ・メランドリがすでに捜査当局の聴取を受けたと伝えられている。報道によればメランドリは、路面の状態が不適切であることを主催者側は知っていたのではないかと疑っているという。

メランドリは、5月のレース期間中にこうコメントしていた。「コースに舗装の異なる箇所がある。新しい舗装は水はけが悪いのに対して、古いアスファルトは違う舗装で、乾きもとても速い」

『Corriere della Sera(コリエーレ・デラ・セラ)』紙は、モンツァの技術部門責任者のステファノ・トレモラーダが黙秘権を行使したと伝えている。

5月末には、イタリアの財務警察がモンツァ・サーキットの強制捜査を行っている。サーキットの運営会社シアス・スパに関して税法違反が疑われているもので、2007年から2012年にかけて偽造の請求書など財務上の矛盾があるという。

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