かつてミナルディとレッドブルのドライバーだったロバート・ドーンボスが、かつての資金提供者から多額の返還を要求されている。
オランダ人ドライバーのドーンボスに対して訴えを起こしているのは、ハリー・ミューマンズで、2005年から2008年にかけて支払った金は提供したものではなくローンだったとして、実に1,100万ユーロ(約1億1,200万円)の返還を要求しているのだ。
ドーンボスは30歳。2005年にミナルディからF1デビュー、次の年には数戦でレッドブルからも出場した。
オランダ『Dagblad de Limburger(ダグブラッド・デ・リンブルガー)』紙によると、ミューマンズはドーンボスの姉妹が経営する企業に払った金はローンの形態をとるものだったと主張し、すでに一審で勝訴した。
さらにミューマンズは今回、ドーンボス本人に対しても数百万ユーロの支払いを求めている。ミューマンズの訴えに対してドーンボスは、何もコメントしていない。