ポール・ディ・レスタ(フォース・インディア)が、自身のフェラーリ移籍報道をきっぱりと否定した。
先日、フォース・インディアからディ・レスタがF1に出走した1シーズン半を見て感銘を受けたフェラーリが、不振のフェリペ・マッサ(フェラーリ)に代わるドライバーとしてディ・レスタ獲得を検討していると報じられた。
その報道についてディ・レスタは、出身地スコットランドの『Sun(サン)』紙へこう話している。
「そんな話、聞いたこともないよ」
「僕はフォース・インディアのために、やるべき仕事に集中している。それだけさ」
しかし、ディ・レスタは今シーズンここまで、評価の高いチームメートのニコ・ヒュルケンベルグよりもいい成績を残してきた。それでもディ・レスタは、自分がチームのナンバー1ドライバーであると認めようとしない。
「チャンスは平等だし、誰もが自分のチャンスをつかみ取るんだよ」とディ・レスタはF1の公式ウェブサイトに語った。
ヒュルケンベルグ以上の結果を出していることについては、「それはニコに聞いてよ」とだけ話している。
また、10日(木)には、「開幕以来4戦はとても大変だったけれど、先が楽しみなんだ。チームとはとてもうまくやっているよ」とディ・レスタは語っていた。