フェラーリのフェリペ・マッサは、バーレーン・インターナショナル・サーキットで行われたバーレーンGPフリー走行3回目で15周を周回して、ベストタイムは1分35秒536で16番手。予選では、1分33秒912を記録して14番手になっている。
フェリペ・マッサ
「素晴らしいグリッド位置ではないけれど、少なくともレース用に新品のソフト側タイヤを残せた。このコースは時間がたつごとにどんどんコンディションがよくなっていくのは事実だけど、Q2でソフト側タイヤを2セット使ったとしても確実にQ3へ進出できたとは言えないんだ。それはすごく難しかっただろうし、僕たちは明日のレースのために今日を犠牲にすることを選んだんだ」
「ここでは、新品のタイヤを使うことがすごく大事だ。新品のタイヤを持っていれば、路面状況や天候によってタイヤの性能低下が激しくなったときも対応できる。いいスタートを決めたいし、戦略を生かして順位を上げたいと思っている」
「上海(中国GP)での経験から、僕たちはほかのチームよりも追い抜きを苦手にしていることが分かったんだ。今回僕たちは、低速コーナーから出るときのトラクション(加速力)不足に悩まされている。だから、レースでは守りの走りをすることになるだろうね」