NEXT...F1開催スケジュール

ジェンソン・バトン、「今後数年は」マクラーレン残留

2012年04月04日(水)22:07 pm

マクラーレンのジェンソン・バトンは、今後数年にわたって「間違いなく」マクラーレンへの忠義を貫くと話している。

今週になって、2009年のF1チャンピオンであるバトンが、苦戦の続いていたフェリペ・マッサ(フェラーリ)の後任として、昨年にフェラーリからオファーを受けていたことが報じられた。

マッサの母国ブラジルの『Agencia Estado(アジェンシア・エスタード)』通信社によれば、その話し合いはバトンがマクラーレンとの間で新たに複数年契約を結んだ昨年10月の前に行われていたという。

これについてバトンも「他のチームがどういう条件でオファーしてくれるか聞く必要があったからね」と認めている。

そのバトンだが、フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)とチームメートになるとしたら「ワクワクするだろう」と認めたことにより、将来フェラーリへ移籍する可能性を残しているようにも見える。

F1パドックでは、マクラーレンにはフェラーリに見られる「情熱」のようなものが欠けているという見方が優勢だ。しかしバトンは、現在マクラーレンのドライバーであることに満足しているとして、『Daily Mail(デイリー・メール)』へ次のように話している。

「誰もが(マクラーレンのことを)とても冷たくて、陰気なチームだと思っているようだけれど、僕たちには素晴らしい雰囲気があるんだ」

「みんなはフェラーリのことを語るとき、彼らがとても情熱的だと言うよね。確かにその通りさ。でも、ほとんどの人はこのチーム(マクラーレン)がどれだけ情熱的で、どれだけのことを成し遂げたいと思っているのか分かっていないと思うんだ」

「だから、僕はここにいられてとても満足しているし、これから先の将来に何が起こるかなんて誰にも分からないよ。生涯にわたる契約をしようとしているわけじゃない。でも、今後数年間は間違いなくマクラーレンにいるよ」

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック