F1マレーシアGP予選でザウバーでは、小林可夢偉が17番手、チームメートのセルジオ・ペレスは10番手となった。チーム代表のペーター・ザウバーと、トラックエンジニアリング責任者ジャンパオロ・ダラーラが予選を振り返った。
ペーター・ザウバー
「ペレスがトップ10入りを果たしたのは喜ばしい。悪くともQ3に進むことがわれわれの目標だったし、ライバルたちのことを考えるとそれが壮大な目標だったことは分かっている。カムイ(小林可夢偉)はフリー走行セッションでは3回とも強さを発揮していたが、それを予選に生かせなかった。理由を探らなければならない。レースは不確定要素の多い、厳しいものになるだろう」
ジャンパオロ・ダラーラ
「昨日はフリー走行1回目で困難に直面するという難しい形で週末が始まった。しかし、昨日のうちにある程度は進歩することができたし、昨晩はさらに進歩を重ねた。今日は、ドライバーたちもクルマのバランスが良くなったと言っていたよ。ペレスはその成果をグリッド位置につなげることができたが、カムイは最終アタックがうまくいかなかった。何が原因だったのか、全力で解明にあたらなくてはならない」