フェルナンド・アロンソ「バランスが良いと感じた」
フェラーリのフェルナンド・アロンソは、メルボルンのアルバート・パーク・サーキットで行われたオーストラリアGPフリー走行1回目で21周を周回して、ベストタイムは1分28秒360で4番手。フリー走行2回目では、13周を周回してベストタイムは1分30秒341で4番手になった。
フェルナンド・アロンソ
「冬休みを終えてグランプリの舞台に戻るのは何度やってもいいものだね。皆がコースにいて、たくさんの観客がいる。いい気持ちだよ。天候が悪かったため、予定していたプログラムをこなそうとするのは容易ではなかった。そのため、いくつかの作業は明日の午前、予選前のフリー走行3回目に積み残したよ。けれど、それはほかのチームも同じだ」
「クルマには満足しているよ。第一印象では、バランスが良いと感じた。でも、ほとんどの時間を雨用のインターミディエイトタイヤ（路面の水量が少ないとき向け）とミディアムタイヤ（ハード側ドライタイヤ）で走ったので通常（金曜日に）行うハード側とソフト側、2種類のタイヤの比較ができなかった。2種類の雨用タイヤは、あまり大きな性能劣化が起きなかったのがよかったね」
「シーズン開幕日が常にそうであるように、KERS（運動エネルギー回生システム／ブレーキング時の熱を蓄積して使用する加速装置）からエンジン、パワステ、ギアボックスに至るまで、すべてが完ぺきに機能することが重要なんだ。そして今回、僕たちはすべてがうまく回っている。今日の順位から予選順位を予測するのは何の意味もない。冬の間にいい仕事をしたチームがたくさんあるから、明日の予選は順位変動がとても激しくなるだろうね」
「全力を尽くして努力するし、今回新しく持ち込んだ細かいものも含めて、ここ数週間に引き出した最高のものをうまくまとめられるようにするよ。でも、僕の意見はやはり変わらない。ライバルたちとの位置関係は明日になってみなければ分からないんだ。ただ、今日について何か意見を言うとすれば、前向きな1日だったと言うよ。重要な内容はこなせたし、バランスもよくクルマはセットアップ変更に対する反応もよかった」
