BARの創立者クレイグ・ポロックが、2014年のF1エンジン供給に向けて始めたピュア社が拠点をケルンに移すようだ。
『motorsport-total.com』ドイツ語版の報道によると、ジャック・ビルヌーブの元マネジャーが元トヨタF1と契約を結ぶ模様だという。
ピュア社は現在パリにある拠点よりも良い設備を求めて、トヨタが所有していたファクトリーへ間もなく移転するらしい。
「TMG(トヨタ・モータースポーツ有限会社)と独占契約を結んだ」と、スコットランド出身のポロックが明かしている。
ポロックによると、この契約にはオフィス区画、工場、エンジンテスト用の設備が含まれているらしい。
ピュア社が独自の施設を建てるのではなく既存の設備を使うのは、時間と費用の面からだとポロックは話している。
しかし、2014年にF1チームにエンジンを供給するまでには充分な時間があることも、ポロックは認めている。
また、ピュア社の本社機能は現在と同じくフランスのパリに残す予定であるという。