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エイドリアン・スーティル、暴行事件の裁判開始

2012年01月30日(月)18:58 pm

エイドリアン・スーティル(元フォース・インディア)は、30日(月)に裁判所へ出廷することになっている。ロータスのチームオーナーである投資会社ジェニイ・キャピタルの役員、エリック・ルクスに対して暴行をはたらいた容疑の裁判がミュンヘンで始まるためだ。

これまでに報道されたことによれば、昨年4月に上海のナイトクラブ「M1nt」において、ルクスがスーティルをVIPルームから追い出そうとした際、スーティルが割れたシャンパングラスでルクスの首を傷つけたとされている。30日には、ルクス本人も出廷するようだ。

『Bild(ビルト)』によると、元マクラーレンのテストドライバーであり、今季はHRTから参戦することになっているペドロ・デ・ラ・ロサもその事件の際、近くにいたものの、デ・ラ・ロサは何も見なかったと主張しているようだ。

さらに『Bild』は、その事件の様子が天井に設置された低画質の白黒カメラによって撮影されていたとしている。

その記事によれば、映像にはルクスが近づく前、スーティルが友人であるマクラーレンのルイス・ハミルトンとソファに座っていたところが映っている。そして、スーティルの右手が急に前へと動き、その後ルクスが離れてゆく光景。そして、ルクスが再び近づくと、警備員が間に割って入る前に、スーティルがルクスを押した様子が映っているという。

ハミルトンは証人として30日に出廷を要請されていたものの、今週マクラーレンの新車発表を控えているために出廷できず、裁判所もこれを認めている。

スーティルはここ数週間の間、ハミルトンと連絡を取ることができなかったとも『Bild(ビルト)』は加えている。

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