ハースF1チームとミック・シューマッハは、2022年F1世界選手権の終了をもって“別々の道”へ歩んでいくことを正式に発表した。
■ハースF1チームとして過去2年で最高順位を獲得していた・・・
ドイツ人ドライバーのミック・シューマッハは、2020年にF2選手権を制した後、同年12月にアメリカのハースF1チームに加入した。シューマッハはF1で戦ってきた2シーズンの間に、レッドブルリンクで開催された2022年イギリスGPで8位入賞を果たし、初ポイントを獲得した1週間後の2022年オーストリアGPには(この2年間での)ハースF1チームのベストリザルトである6位を記録している。
シューマッハは現在12ポイントで2022年ドライバーズランキング16位につけている。一方、チームメートのケビン・マグヌッセン(ハース)は現在25ポイントでランキング13位につけている。
ギュンター・シュタイナー代表はプレスリリースの中でこう述べている。
「ミック・シューマッハの過去2年間のチームへの貢献に感謝したい。ミックのジュニアカテゴリーにおける血統はよく知られており、彼はハースF1チームでの活動の中でドライバーとして成長し続け、今シーズン初めにF1初ポイント獲得という快挙を成し遂げた」
「将来的には別々の道を歩むことになるが、チーム全体としてはミックのキャリアパスにおける次のステップ、そしてその先の成功を願っている」。