レッドブルのセバスチャン・ベッテルとダニエル・リカルドが、ハンガロリンクで行われるF1第11戦ハンガリーGP(7月27日決勝)に向けて意気込みを語った。
■【ドイツGP後】F1ポイントランキング(ドライバーズ/チーム)
■セバスチャン・ベッテル「このサーキットをみくびってはならない」
「ハンガロリンクでのレースや雰囲気は好きだよ。あそこでのレースにはいい思い出もあるんだ。まだ一度もブダペストで勝ったことはないから、それは課題として残っているけどね。かなりの低速サーキットだけど、ミスをしやすいところでもある。きつくて曲がりくねったコーナーがあるし、路面の凹凸もかなりある。だから軽く見てはだめだね」
「いつもハンガリーは暑くなるし、運転も大変になる。でも見に来てくれるファンにとってもいい週末になるよ。サーキットの場所はすごく気に入っている。ブダペストのすぐ外側だし、ドナウ川にも近いんだ。夜には坂にそって散歩を楽しむし、朝にはジョギングをすることもあるよ」
「ハンガリーGPは夏休み前の最後のレースだし、勢いを増すために頑張るつもりだし、夏休みを楽しく過ごすためにいい成績を残したいね」
■ダニエル・リカルド「ハンガロリンクは壁のないモナコ」
「ハンガロリンクはいつも楽しんでいるけれど、きつくて曲がりくねっているからF1レースにとっては理想的なレイアウトではないかもしれないね。壁のないモナコみたいだよ。ドライビングにはすごく満足できるけれど、レースはそれほどでもないっていうちょっと変わった状況にもなるんだ」
「予選に関しては素晴らしいサーキットだよ。少ない燃料で新しいタイヤを履いて走るときは、完全に集中した状況が続いて、それが終わることはないんだ。でも、レースでの追い抜きは難しいよ。コースはすごく狭いし、次々にコーナーが迫ってくるから、追い抜きのために横に並ぶチャンスは訪れないんだ」
「DRS(空気抵抗低減システム/可変リアウイング)によって少し状況は改善されたから、最初のコーナーとその後の下り坂ではかなりワクワクするレースができそうだね」