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リカルド、シート争いでベルニュに勝った理由は？

レッドブルがジャン-エリック・ベルニュ（トロロッソ）でなく自分を選んだのは、より上手にプレッシャーに対処したから。このように考えているのは、ダニエル・リカルド（トロロッソ）だ。

実際、レッドブル自身も、経験でリカルドがベルニュを上回っていることから、リカルドに有利な結果になったと話している。

スペイン『El Pais（パイス）』紙とのインタビューで、リカルドは次のように話している。「レッドブルの一員になってから、僕は常に好結果を出してきたし、速さを見せてきた」

「ただ、僕ら（リカルドとベルニュ）が（2014年の）候補に上がって以来、いかにプレッシャーに対処したか、その点でふたりの差が出たと思う」

セバスチャン・ベッテル（レッドブル）のチームメートという座を得たリカルド。多くの関係者は、今季でF1を去るマーク・ウェバー（レッドブル）と同じ運命をたどるのではないかと心配している。徹底的にたたきのめされ、「ナンバー2」ドライバーに甘んじるのではないかというのだ。

「不安はまったくない。僕はマークじゃないしね」と、リカルドは語り、次のように続けている。

「気にしないようにとチームはいってくれている。セブ（ベッテルの愛称）と同等の機会を与えてくれるってさ」

「ちまたで何かと言われるけど、ほとんどの場合が、でたらめだから無視するようにとも言われている」

「ウェバーからは、セバスチャンに注意しろというアドバイスをもらった。もっとも、それはコース上の話だ。セブは常に進化するドライバーだそうだ」