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マルドナード、ウィリアムズ脱退の可能性を認める

2012年10月12日(金)9:28 am

パストール・マルドナード(ウィリアムズ)は、2013年シーズンを前にチームを移籍する“可能性”があることを明らかにした。

マルドナードの母国ベネズエラでは、ウゴ・チャベス大統領が再選されたばかりだ。国営石油会社PDVSAから多大な支援を受けているマルドナードは、来季もウィリアムズに乗るのかと質問されると「今に分かるよ」と、微妙なニュアンスの答え方をしている。

今季の第5戦スペインGP(5月13日実施)で優勝したマルドナードだが、来季については話せないと述べている。例年ウィリアムズは、シーズン終了を待って次の年のドライバーを発表するからだ。

一方でチャベス大統領は、少なくとも2018年まで大統領のイスに座り続ける。チームを変わるかもしれないとマルドナードが語る理由は、まさにここにある。

「今のところチームを移る可能性はあるが、(ウィリアムズに)残ることも考えている。いずれにしろ、時期尚早だよ」と、マルドナードは『Sky Sports(スカイ・スポーツ)』に話している。

「なかなか話しづらいよ。他チームがドライバー体制を固めない限り、まったく分からないんだ」と、マルドナード明かした。

2013年のラインアップだが、トップチームのレッドブル(セバスチャン・ベッテル/マーク・ウェバー)、マクラーレン(ジェンソン・バトン/セルジオ・ペレス)、メルセデス(ニコ・ロズベルグ/ルイス・ハミルトン)は決まっている。決定していないのは、フェラーリ、ロータス、ザウバー、フォース・インディアらだ。

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