NEXT...F1開催スケジュール

レッドブル、ザウバーやウィリアムズが速さを見せる現状に困惑

2012年06月02日(土)21:30 pm

レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコが、2012年のF1で中団チームが力を発揮している理由が分からないと語った。

「彼らのマシンはかなり良い。だがその理由が分からない」

「レッドブルやマクラーレンほど高レベルというわけではない。だが恐らく、運転しやすく、しかも(マシン特性を)理解しやすいのだろう。こういった状況下においては、何が起こってもおかしくはない」とマルコはF1の現状を分析した。

今週、『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』は、ある興味深い記事を掲載。スペインGP開催地であるカタルーニャ・サーキットである高速コーナー、3コーナーと9コーナーで実施されたGPSによる実験報告では、ウィリアムズとザウバーのマシンが、空気力学上最も優れているという結果が出た。

またザウバーのチーム代表ペーター・ザウバーによると、前回のモナコGPにおいて、同チームのセルジオ・ペレスはレース中の最速タイムを記録しただけではなく、多くの周回を連続して走るロングランでも最速だったという。

F1ジャーナリストのミハエル・シュミットは次のように語っている。

「フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)、ルイス・ハミルトン(マクラーレン)とともに、ウィリアムズやザウバーといったチームが、選手権を引っ張っていくだろう」

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック