日産が、アメリカで開催したイベントにおいて、自動運転車を2020年までに発売すると発表した。
自動運転車については、インターネット検索の大手グーグルが開発していることも話題になっていたほか、世界各国の自動車メーカーが研究を進めている。
日産は今回、現実的な価格、複数車種で自動運転車を発売すると発表し、「リーフ」をベースにした試作車も公開した。MIT(マサチューセッツ工科大学)、スタンフォード大学、カーネギー・メロン大学、オックスフォード大学などと共同で開発を推進。国内からも東京大学、早稲田大学、筑波大学、慶應義塾大学など、複数の大学が研究に参加している。
日産のカルロス・ゴーンCEOは「私は2007年に、日産が2010年までにゼロ・エミッション車を市販すると約束した。そして今日、日産リーフはベストセラーの電気自動車になった。今回は、新たな革新的技術である自動運転を2020年までに実現することを目指す。その実現に向け、すでに動き出している」と語った。