日産は、電気自動車「リーフ」の「認定中古車制度」を開始すると発表した。
これは、良質な「リーフ」の中古車を日産の認定中古車と位置付けてユーザーに提供し、より安心して乗れることを目的に導入されるもの。認定中古車とは、一定の品質を守るための「認定基準」をクリアした良質な車両に、日産が認定車特典を付加したもので、同車両には認定の証である「認定証」を購入販売会社から発行する。
具体的な認定基準と認定車特典は以下の通り。
【認定基準】
◆バッテリー容量計が12セグメント(新車時から1セグメントも減っていない状態)の車両
◆事故修復歴(財・日本自動車査定協会基準)がない車両
◆外観傷や内装傷、故障部位について補修、修復済みの状態の車両
◆走行距離50,000km未満の車両
◆初度登録年月日からの経過が4年(48ヶ月)以内の車両
上記の基準をすべて満たす車両が認定中古車となる。
【認定車特典】
5年10万kmまでのバッテリー容量を保証するとともに、リーフ認定中古車として以下の2つが特典となる。
○バッテリーアドバイスシート作成
「EVバッテリー使い方診断」を施工し、バッテリー容量の計測を実施するとともに、バッテリーをより長持ちさせるための使い方をアドバイスする「バッテリーアドバイスシート」を作成し、ユーザーに提供。
○EV用メンテプロパックの付帯
リーフ認定中古車をより長く安心して乗れるように、EV用の定期点検・整備がパックされた「メンテプロパック」を無償でサービス。
※定期点検・整備の期間は、「メンテプロパック」のコースにより異なる。