F1のテスト中に負ったひん死の重傷から回復したマリア・デ・ビロタが、2013年はスペインのテレビ局『Antena 3(アンテナ3)』の解説者を務めることになった。
32歳の女性ドライバーのデ・ビロタは、マルシャの直線テスト中にクルマが急加速し、コースわきに駐車していたマシン運搬用のトラックに激突した。この事故でデ・ビロタは頭蓋骨(ずがいこつ)と脳、顔面に重傷を負い、右目を失っている。
「先週、また運転していいという許可をもらった」
「もう距離感もかなりつかめるようになったし、まるで何もなかったような気がする」とデ・ビロタは回復が順調であることを明かした。
『Antena 3(アンテナ3)』は2013年のF1番組の発表会で、デ・ビロタが解説者を務め、「セーフティカー」というコーナーを担当することを発表した。
また、フェラーリのリザーブドライバーを務めるペドロ・デ・ラ・ロサも、解説に加わるという。