アウディ・ジャパンが7日(火)、高性能プレミアムスポーツクーペ「Audi RS5」をモデルチェンジして発売。価格は1,222万6,000円になっている。
RS5は、アウディのスポーツモデルの開発部門である100%出資子会社「quattro GmbH(クワトロ ゲーエムベーハー)」が開発から生産までを手がける究極の高性能プレミアムスポーツクーペだ。
エクステリアは、以前にも増してシャープで筋肉質に。ヘッドライトとリヤライトは共にデザインを見直し、1つの帯のように見えるLEDポジショニングライトを装備。インテリアは黒を基調としたデザインで、カーボンのデコラティブパネルがアクセントになっている。また、操作コンセプトにおいてもスイッチ類の配置やデザインなどで操作性を高めた。
高回転型の自然吸気4.2L V8 FSIエンジンは、最高出力331kW(450ps)を8,250rpmで、最大トルク430Nm(43.8kg-m)を4,000~6,000rpmの間で発生。0~100km/h加速はわずか4.5秒。高性能ながら、燃料消費量は8.1km/L(JC08モード)で、主要な競合モデルよりも燃費は大幅に優れる。
トランスミッションには7速Sトロニックを組み合わせ、最新のクワトロシステムは、セルフロッキング機能を備えたセンターディファレンシャルやトルクベクタリングシステムを採用。またリヤホイールのパワー分配をアクティブに行うスポーツディファレンシャルも標準装備している。
またスポーツ性を重視したRS5専用のスポーツサスペンションの採用により、ベースとなったA5と比べると車高は約20mm低くなった。標準装備の19インチ鍛造アルミホイールには265/35サイズのタイヤを装着。ブレーキには外縁が波型になった大型ベンチレーテッドディスクが採用され、フロントにはブラックにペイントされた、8ポッドのキャリパーが備わる。
さらにアウディ・ドライブセレクトを標準で搭載。これにより、標準装備された車載コンポーネントのほか、スポーツディファレンシャル、ダイナミックステアリング、オプションのアダプティブクルーズコントロールなどの特性も調整することができる。
新型Audi RS5のキーポイント |
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エクステリアデザイン&ボディー |
・流れるようなシルエットにシャープなアクセントを加え、より筋肉質になったプロポーション ・上端の角が落とされた新形状で、アンスラサイトグレー仕様のシングルフレームグリル ・新デザインのヘッドライト。内部構造を変更し、LEDポジショニングライトを装備したキセノンプラステクノロジーを採用。テールライトとリアバンパーのデザインも変更 ・前後重量配分をより適正化するために、アルミニウム製フロントフェンダーを採用 |
インテリア |
・デコラティブパネルにカーボンを採用するなど、高品質なパーツの数々 ・新デザインのボトムフラットタイプの3スポークスポーツステアリングホイールには、使い勝手の向上したマルチファンクションのコントロールスイッチ類などを配置 ・コントロールスイッチ類のほぼすべてを改良 ・14スピーカーを備える高性能なバング&オルフセンサウンドシステムを標準装備 |
ドライブトレイン&シャシー / 安全性能 |
・高回転型自然吸気4.2L V8 FSIエンジンは最高出力331kW(450ps)/8,250rpm、最大トルク430Nm(43.8kg-m)/4000-6000rpmを発生 ・7速Sトロニックトランスミッションを搭載 ・燃料消費量は8.1km/L(JC08モード) ・RS5専用のスポーツサスペンションに加え、高い精度と駆動力をもたらすリヤスポーツシファレンシャルを標準設定。 ・265/35タイヤを装着する19インチホイールを標準装備 ・アウディドライブセレクトを標準設定。「エンジン」、「ダイナミックステアリング」「リヤスポーツディファレンシャル」「エキゾーストフラップ」などの統合制御が可能 ・フロントに8ポッドキャリパーを備えた高性能ブレーキを標準装備 ・スポーツモードを採用したESPは、手動で作動を停止することも可能 |
モデル | エンジン | 変速 | 駆動 | 価格 |
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RS5クーペ | 自然吸気V8 4.2リッターDOHC |
7速 Sトロニック | クワトロ | 1,222.6 |
※価格の単位は万円。 |