バルセロナで4日間にわたって行われたF1開幕前テストが24日(金)に終了。小林可夢偉(ザウバー)が今回のテスト全体で最速となるタイムを記録してトップになった。
可夢偉は午前中から積極的に走りこんで正午の時点ではトップに立っていた。そして、正午過ぎに1分22秒312を記録。これは、今回のバルセロナテスト全体で最速となるタイムだった。
可夢偉がタイムを更新するまで最速だったのは、パストール・マルドナード(ウィリアムズ)が23日(木)に最も軟らかいスーパーソフトタイヤで記録した1分22秒391。しかし可夢偉は、スーパーソフトよりも1段階硬いソフトタイヤでマルドナードのタイムを更新した。
結局、午後になっても可夢偉のタイムを破るドライバーは現れず、可夢偉が全体の最速タイムを記録してバルセロナテストは終了となった。
なお、バルセロナでは3月1日(木)から、開幕前に最後となるテストが行われる。