先週のF1スペインGPから導入された新カーナンバー制度について、「クルマの正面から見えない」として罰金(執行猶予付き)を科されたフォース・インディアだが、さっそく修正したようだ。
フォース・インディアは、18日(水)に行ったフィルミングデーの様子をSNSで公開。そこに映っているクルマには、指摘されたカーナンバーの位置が修正されているのがわかる。
正面から見えるフロントノーズ中央に大きく「31」と表示され、横からは「NEC」ロゴの後ろ、シャークフィンの最上部に「OCO」というエステバン・オコン(フォース・インディア)の省略名を見ることができる。
この視認性が認められれば、フォース・インディアは罰金25,000ユーロ(約311万円)は免れることになる。
このカーナンバーに関する新ルールは、観客やテレビ視聴者がドライバーを判別しやすいようにという目的で導入されたが、その数字の視認性について、フォース・インディアのチームCOO(最高執行責任者)オットマー・サフナウアーは次のように語っていた。
「(正面から数字が見えないと指摘された)クルマの前に立った時、私は完璧に数字を読むことができたよ」
「下から見ると数字は見えないが、ルールには(どの角度からとは)何も記載がない」
「ご存じのように、フォース・インディアはコース上では強いけれど、商業的な意味では強くない。それはF1の分配金に関連しているんだ」
「しかし、F1の商業権利者はそういうアプローチだから、我々はクルマのスペースを最大限に活用するしかないんだ」
「個人的には、コース上でクルマを判別するより良い方法を思いつくと思うよ」。
■「素晴らしい光景だ!(音、臭い、雰囲気・・・)」
We this sight! (And the sounds, the smells, the vibes...) pic.twitter.com/qBbjCE8x0p
— Sahara Force India (@ForceIndiaF1) 2017年5月18日