近い将来BMWエンジンを搭載することを計画しているのではないかと報道されたマクラーレンがこれを否定した。
2015年シーズンからパワーユニットサプライヤーとしてホンダを迎えたマクラーレンだが、その初年度はコンストラクターズランキング9位、2016年には堅実な進歩は見せたもののランキングは6位と、名門チームとしては耐え難い成績に終わったのが事実だ。
だが最近、マクラーレンの市販車部門であるマクラーレン・オートモーティブが今後の市販車プロジェクトのパートナーとしてBMWと手を組んだことが明らかとなった。
BMWが開発を担当するのがF1エンジンと同じV6ターボのようだとのうわさもささやかれる中、これにより、2009年シーズン限りでF1から撤退したBMWが近い将来ホンダに代わってマクラーレンF1チームのエンジンパートナーとなるのではないかとの憶測が報じられている。
だが、こうした報道を受けてマクラーレンの広報担当者は、スペインの『Marca(マルカ)』に対し、今後もマクラーレンとホンダの協力関係には「まったく変化はない」と主張し、次のように付け加えた。
「マクラーレン・レーシングとホンダはF1においてお互いに完全な信頼を置いている」