かつてベネトンやルノーのチーム代表を務めていたフラビオ・ブリアトーレが、フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)がF1引退を決めたニコ・ロズベルグの後任として2017年にメルセデスAMGに移籍する候補ドライバーとして真剣に検討されたというような事実はないと主張した。
■ロズベルグの後任候補としてうわさされたアロンソ
2016年のF1チャンピオンとなったロズベルグが突然の引退発表を行ったことで、メルセデスAMGとしては至急その後任ドライバーを確保しなくてはならなくなった。
メルセデスAMGではトップドライバーたちの現在の契約状況などを確認するところから始めたと言われているが、当然その中にはアロンソの名前もあったはずだと考えられている。
■根拠のないうわさに過ぎないとブリアトーレ
だが、現在もアロンソのマネジメントにかかわっているブリアトーレは、イタリアのテレビ局『Sky Sports 24(スカイ・スポーツ24)』に対し次のように語った。
「フェルナンドとメルセデスAMGが話をしたことなどまったくなかったよ」
「根拠のないうわさが流れただけさ」
そう語ったブリアトーレは、次のように付け加えた。
「ニキ・ラウダ(メルセデスAMG/非常勤会長)がフェルナンドの契約に関してそのすべての条項に目を通したいと思っているとまで言われたものだ。だが、契約書はすべてジュネーブ(スイス)にあるんだ」