アルバート・パーク・サーキットで行われた2016年F1開幕戦オーストラリアGP2日目を終え、マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエが次のようにコメントした。
【結果】F1オーストラリアGP予選の順位、Q1-Q2-Q3のタイム
■エリック・ブーリエ「これからもクルマは急速に進歩する」
「今日の予選でワクワクしたのはQ1の初めの数分だけだった。その後は非常に残念な形に転じてしまっていた」
「ほかのチームで私と同じような職務に従事している多くの者たち同様、このスポーツを代表して、新しい予選方式がこれほど見どころのないものになってしまったことを悲しく思うと言わざるを得ないね」
「我々自身の調子についてだが、12番手と13番手というのは特筆するほどの成績ではない。だが、Q2の途中で予選を終えたことにより、明日はタイヤ選択の自由が与えられることになる。だから、あまり期待通りにならなかった日のことは忘れ、レース戦略を最適化するためにデータをしらみつぶしに調べるつもりだよ」
「心強いことに、ドライバーたちは2人とも、クルマの感触が非常によかったし、すべてのレーシングドライバーが望むいいレースカーに近づけて行くためのバランスがとれていると報告してきた。それはMP4-31がよく練られたクルマであることを示すものだし、今後も急速な進歩が継続されるだろう」
「ともあれ、いつも言っているように、明日がどうなるか様子を見ることにしよう」