レクサスは、スポーツ性能に加え、実用性の高さも意識した“エモーショナル戦略モデル”となる新型4ドアスポーツセダン「GS F」を11月25日(水)に発売した。価格は1,100万円。
この「GS F」は、マイナーチェンジされた「GS」をベースモデルとして、エンジン回転の滑らかさとレスポンスの良さをさらに進化させた5.0リッターV8エンジンや、レーザースクリューウェルディングなどの先進技術で強化したボディー剛性などにより、優れた走行性能を実現。さらに、TVDやスポーツモード付VDIM、上下加速度センサー付ABSなどを標準装備することで、高い操縦安定性と走る楽しさが両立された。
直噴機構D-4Sを搭載したV型8気筒エンジンは、吸排気バルブの開閉タイミングを制御するVVT-iEの最適化などにより高出力を実現。エンジン組み立て後に一基ずつエンジン回転バランスの調整が行われるなど、自然吸気エンジンならではのリニア感やレスポンスの良さがさらに高次元へと引き上げられている。また、街中などでの定常走行域では、アトキンソンサイクルとすることで燃費・環境性能も向上している。
このエンジンに組み合わされる8-Speed SPDSトランスミッションは、Mポジション選択時には最短0.1秒で変速が可能となっており、ダイレクトな加速感を味わえるとともに、本格的なスポーツ走行を楽しむことが可能となる。また、原音と調整音でサウンドメイキングを行うアクティブサウンドコントロールを前後2スピーカーのシステムへと進化させた。エンジン音に加え、排気音も、より迫力のあるサウンドが実現されている。
また、内外装デザインでは、優れた機能美と上質さを融合させることで、ラグジュアリーな大人のスポーツセダンを演出。また、多面的な安全運転支援を強化するべく予防安全パッケージ「レクサス・セーフティ・システム+」を採用するなど安全・安心への配慮も強化されている。
<「GS F」の概要と価格>
エンジン/5.0リッターV8(2UR-GSE)
トランスミッション/8-Speed SPDS
駆動方式/FR
価格/1,100万円